こんにちは。
去年購入して一番感動したのは毛玉取りでした、夏樹です。
2022年も終わり、2023年もあっという間に3ヶ月が過ぎました。
今更ながら…今年もよろしくお願い致します!
最近、田舎暮らしや家庭菜園のために田舎の土地を探している方が増えている傾向がありますね。
僕も探していた“1人”でした。
探している方でこう思ったことはありませんか?
「田舎ってこんなに使ってない土地があるのに、なんでこんなに高いの?」
そう。最近田舎生活や移住・プチ農業などが流行りweb検索でヒットするのは金額的に高い!
これが現状であることは僕も1年以上探していて感じていました。
そんな中とある出来事でポンっと無料で600坪の土地を入手した僕。
さて本題、どう入手したのか?
無料で土地を入手したきっかけ
1年以上、土地を探し続けた僕ですが
上にも書いたように600坪の土地を無料で手にしたわけです。
そのきっかけは・・・
ご飯屋さんでたまたま知り合った方と話の流れで紹介された
僕自身信じられませんでした。(笑)
ネットで探しまくっても高いし見つけてもすぐ先を越されてきた苦労は何だったんだ!と思うような流れ。
そのご飯屋さんも地域のお客さんで年齢層が上の方の出入りが多いお店なんです。
大将と「なかなか土地が見つかりません」なんて話していた時に他のお客さんに
「うちに使ってない土地がある。誰も使ってないしもったいないから使ってほしい」
と声をかけられたのです。
見つけるなら目的の地域に通うのがベスト
これはあくまでも僕の経験談ではありますが、個人的に感じたこと。
ネットや間接的に入手しようとするよりも
【地域に通い、慣れ、地域民に自分を認知してもらう】
田舎には確かに使っていなさそうな土地や家が多いように見えますよね。
その土地の権利を持っているのは
年齢層が上の方々や、ネットの使い方がわからない・どこに相談したらいいのかわからない。
そんな方が多いような感じがしました。
なので場所を決めたらそこに通い、地域交流をすることで話が入ってきやすいのではないかと思います。
600坪の土地の正体とは
ここからは僕の畑の話になりますので興味のない方はスルーで大丈夫!(笑)
600坪と広大な土地を手にした・・・・わけではありません。
実はこの土地、借りている土地なのです。
紛らわしいな~と思いますよね、僕も思います。
ただ、まだ見習い百姓の僕からすると借りているくらいのほうが〇
何かあったときにオーナーさんを頼ることができるし、
いずれどこかに家と土地を買ってお引越しを目標としている人間にとってはこのほうが楽なのです。
そして僕はこの土地で勉強し成長させつつ、将来の住居・土地を探していくつもりでいます。だからといってこの土地を適当に扱うつもりもありません。
しっかりとオーナーさんとのやり取りをして、「いつかは引っ越すつもりです。」と伝えて使わせていただいています。
土地を入手する(借りる)際に気を付けたほうがいいこと
僕が借りた土地はほぼ【投棄農地】です。
「うおおおおおお!荒れてる!」
というのが第一印象でした。
手伝ってくれたりアドバイスをくださる方のおかげで何とか進んでいますが
実際、開墾作業にかなり根気を強いられています。
不法投棄によるごみや、
ありえないほど背の高いセイタカアワダチソウがぎっしり生えており、
信じられないほど張り巡らされた葛の根やヒメ笹の根に悪戦苦闘の日々。
それからイノシシの被害が大きく土地を荒らされて対策費もかなりかかることも事実。
手前側は草刈りを時々していたそう。奥はセイタカアワダチソウとヒメ笹がみっしり生えており、知り合いに草刈りをお願いした。
イノシシに荒らされた跡。現在土地の半分を荒らされている。
また、この土地がいつか自分のものになったとしても家を建てることは不可能です。(元の所有者が宅地に変更した場合は建てることができる)
借りる場合では
- 急に返却しろ!と言われ困った…
- 勝手に農薬をまかれてトラブルに!
- 知らぬ間に土地の所有者が変わり、高額な賃料を要求された。
など
こういった土地関係の貸し借りでの問題はよく耳にしますし、SNSでも目にします。
そのため元の持ち主さんとの話し合いや、書類などのやり取り・地域の方々との交流がとても大切になってきます。
まとめ
たまたまご縁があり、借りることができた土地。
大変だけど一生懸命手入れをし、今の形まで持ってくることができました。
最初は誰も見向きもしなかった僕たち(もう一人仲間がいます)の活動にも、
少しずつ声をかけてくれる方との出会いも増えてきました。
更には「手伝ってやる」「こうしたほうがいい」「こういうものもあるよ」「これを使いなさい」
とアドバイスや物資の提供・協力してくれるようにまで。
自分たちだけでやっている!と思うのではなく、今こうしてできているのは
「地域の方のおかげなんだ。ありがたいな」
と日々感謝をしながらコツコツでも毎日続けていくことが大事だな、
とちょっとずつでも頑張っています。
コメント