雑草で和紙作り体験

スポンサーリンク

皆さんこんにちは!今日もとても暑いですね。

ぽこ
ぽこ

水分とミネラル補給忘れずにね~

今の季節は雑草が一面に広がってきます。僕は機械が使えないので草抜きや草刈りは給与が発生してもいいくらい疲れる仕事の一つなわけですが、その 雑草 を使ってやりたいことがありました。

雑草で和紙を作りたい

そう、もともと和紙作りに興味があったのですが県内で作っているところはありませんでした。また、体験をしたのも遠い昔だし雑草で作ったわけではありません。

嫁ちゃん
嫁ちゃん

どうして雑草で作りたかったの?

単純に身近なもので作ってみたかったのです。また、和紙作りに使うのは「楮(こうぞ)」や「三椏(みつまた)を使うようですがどちらも "植物” という共通点があり繊維さえ取れればどの植物でも作れるのではないかと考え、作ってみたかったのです。

好奇心だけでトライしてみることにしました。

用意するもの

  • 雑草1キロ~
  • 重曹(もしくは灰汁)

準備するものはシンプルですね。

嫁ちゃん
嫁ちゃん

一見簡単そう

それが想像以上に…

そう、材料も作業もとても単純ですが

とにかく時間がかかるのです。

作り方

  1. 雑草をとってきて洗います。
  2. 鍋に入れて2時間くらいゆっくり煮ていきます。
  3. 一度ゆで汁をこぼして洗い流ししっかり絞ります。
  4. 洗った雑草を今度は重曹を入れて煮ていきます。
  5. (4)をしていくうちにゆで汁が黒くなってくるので雑草を洗って新しい重曹水で煮ていきます。
  6. (4)~(5)を繊維がばらばらになるまでひたすら繰り返します。
  7. 雑草の繊維がばらばらになったら日向で繊維が白くなるまで干します。
  8. 白くなった繊維を濡らし棒やハンマーでたたいて繊維を細かくします。
  9. 細かくなったらミキサーにかけてさらに細かくします。
  10. 大きなにタライに水を張りトロロアオイの粘液(洗濯ノリでOK)と繊維を入れて紙漉き。
  11. 好いた紙を布や新聞に挟んでプレスしていきます。
  12. 水分がある程度抜けて形になったら窓に張ってかわかしてもいいし紙や布に挟んでアイロンの熱で乾かしてもいいです。
  13. 乾いたら完成です。
山のなつき
山のなつき

素材と作り方はいたって素朴なんだけど、いかんせん時間がかかりました(;^_^A

どこにでもあるイネ科の草を使いました。

繊維だけになるのにまある二日以上かかりました。

この時点ではかなり白く見えます。

紙すきをする際は大き目のたらいを使いましょう。揺さぶるので枠の1.5周り以上をお勧めします。

今回は窓に張りました。

繊維の時点では白く見えましたがかなり渋い色です。

そして繊維の量が少なかったのでかなり薄い仕上がりになりました。繊維が細かくなって干す前に漂白剤を使うともっと白くなるそうですが僕は今回使いませんでした。いい味が出ていますね。

ただし、量が少なかったせいでかなり薄い仕上がりになりました。もし普通レベルの紙を作るのであれば5㎏以上の繊維が必要かもしれません。オススメは牛乳パックのパルプを混ぜ込むと草の量が少なくても草の良さを残すことができますよ。

夏休みの自由研究に

草刈りついでに今年の夏休みもステイホームの子どもたちと一緒に作ってみてはいかかでしょう、なんだか昔にタイムスリップしたような楽しさがありますよ☆

では✋

コメント

タイトルとURLをコピーしました