今日は先日行った病院で先生が話していた話をしていこうかなと思います。
再生医療までの話だけが気になっている方は目次から飛んでください。

9月22日に脊椎脊髄外科がある大きな病院に行ってきたんだよ。

それで結果はどうだったの?

結果はすんなり受け入れられるものじゃなかったよ。
脊椎脊髄外科とは?
脊椎脊髄外科とは、整形外科の分野の中でも高度な技術と専門性要求される分野である。主に背骨(脊椎)及び背骨の中を通る神経(脊髄)の疾患・外傷・腫瘍を取り扱います。
僕が該当する病気はこの脊椎脊髄外科というところになります(脊髄脂肪腫)。
この脊髄脊髄外科に該当する大まかな病気は
- 脊椎症
- 椎間板ヘルニア
- 狭窄症
- すべり症
- 靭帯骨化症
- 脊椎脊髄腫瘍
- 側弯症(脊柱変形、脊椎感染症)
- 脊椎・脊髄外傷
などを扱う医師が所属しているのが脊椎脊髄外科といいます。
2021.09.22㈫に脊椎脊髄外科がある病院へ転院を検討中という理由で診察してもらいに行ってきました。
まず先生との話(受診)はとても長いものになりました。先生も資料がないので話を聞く必要があるからです。細かく話をしてわかったことがありました。
- 現状では治る見込みはない。
- 術後1年間リハビリをしなかったのは大きい。
- 症状が出始めた時点で治療をしていればここまで酷くならなかった可能性は大きい。
- 当時の手術が適正なものであったか、現状ではわからない。
この通りです。
今までの担当医には治るかどうか「わからない」と濁されてきましたが、はっきり「治らない」と言われたショックはそうとう大きく心が張り裂けそうになりました。
しかしあくまでも「話」を聞いての受診なのでその病院で10月中旬にまたMRI検査を行います。それから集めておかなければいけない手術記録やいろんな書類があってそれと照らし合わせながら決めていくそうです。
それから話は再生医療の話になりました。
色んなYouTuberさんやsnsで広まりつつある再生医療でよくなるのか、という質問しました。
引用元)https://youtu.be/Rd2G4W97Qx4
その先生は再生医療に携わる研究をしてきた方なのですが、先生曰く
ラットではうまくいっているが人間ではうまくいくことは非常に稀。理由として異物を身体に入れるとどうしても体は拒絶しようとする為、取り入れたものが癌化する可能性もある。治る可能性としては非常に少なく現段階ではお勧めできない。
とのとこでした。
話題性もあり期待されている再生医療。自分の周りにも実際に治療をされている方がいますが、目立った改善はないように見えます。
僕自身すごく期待していた分、かなり残念でなりません。

次から次へとショックが続くなあ…。
しかし体というのは機械と違い非常に複雑で、人によってさまざまなので仕方がないことなのです。それをわかっていてもやはり「治る」という期待はどうしてもしてしまうものです。
ここまで再生医療は期待できないという話をしました。
しかし「絶対に治らないわけではない。」ということ。実際、今までの研究や治療で成果を上げているのも事実でなのです。
なぜ医師が「お勧めしない」と言ったのかは、おそらくまだ著しい改善をした患者が少ないこと、統計的な話になってくるのだと思います。
医者は患者を期待させる言葉は使わないそうです。何ならマイナスなことばかり言う先生もいるくらい。それは<過度な期待をさせ、期待通りにならなければ訴えられる>という過去の問題からでしょう。
私自身、初めの担当医であり手術の執刀医に「必ず治る。走れるようにもサーフィンもできるようになる」と言われ、今まで期待してきた部分がありました。その分今回の診断にはかなり落ち込んだのですが…
医師は期待させるようなことは言わないけど、患者である自分たちにしかわからない些細な回復もあるのも事実だとは思いませんか?
再生医療をしても大きく目に見える効果が見つからないだけで効果を感じている患者さんもたくさんいます。
引用元)https://youtu.be/Fmc8svMKfbk
効果が期待されている再生医療。
まだまだ大きな効果は見られないものの、これからどんどん進化していくことでしょう。
一患者としてこれからの進化を期待しつつ、その時が来るまで現状維持ができるように日々努力を怠らないようにしていかなければいけませんね。
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