
皆さんこんにちは!

久しぶりのブログにしてはタイトルが奇抜だね。

そう、今日リハビリ中に起きたことなんだけど是非聞いてほしいんだ
歩行困難者の一人リハビリ。
皆さんご存じの通り、僕は歩行困難者です。
病気についての記事↓

それでも歩かないわけにはいきません。歩かないとさらに歩けなくなり、そのうち「困難」ではなく「不可能」になってしまうから毎日少しでも歩き続け、動くことが大事なのです。
それで気分がいいときは”散歩”をするのです。その散歩は数100メートルから5キロ前後までとふり幅が広く、その日の体調によって距離は変わります。
しかしプチ田舎なので補装されていない道も多く、街頭も少ない。そして何より道によっては人が通らない。
転ぶことは日常茶飯事なので気にすることではありませんが、立ち上がれないほどのケガをしたときのことを考えると一人リハビリは非常に危険です。
今日の出来事。

それで今日はなにがあったの?

人とすれ違うことが少ない田舎で素敵な出来事があったんだよ。
今日あった出来事は、田舎・都会関係なく素晴らしいことだったと思います。
どんなことかというと
まったくの他人が…
初めてあった人が雨の中歩いている僕を見かけて、車で家付近まで送ってくれた!
ということなんです。
そこそこ狭い道で杖を使って歩くので車が通るときは転倒のことも考えて一度立ち止まって、車が通りすぎたら歩くようにしています。
今日も何回もそのパターンを繰り返していました。
すると一台の車が後ろから来て、止まって過ぎたのを確認して歩き出します。そしてその車が少しだけ下がって止まり、運転をしていた女性が降りて僕に
「どこまでですか?送りますよ!」
と。
普通なら「連れ去られるのか?」なんて思うのでしょうが僕はこういうところに関して非常に緩い?ので何度かお断りしましたが結局、有難く家の付近を伝えるとそこまで送ってくれました。
車の中ではその方自身が怪我をした時に大変だった経験があった、とお話ししてくれました。
そして目的のところについてから、感謝の気持ちを込めてリュックに入れていた手作りキーホルダーを渡し、帰路につきました。
キーホルダーを渡すと喜んでいただけたようで「棚から牡丹餅~!ありがとうございます、嬉しい🌟」と言ってくださいました。
無償の優しさを持って生活する。
僕は今日、何か特別お金があるようなカッコをしていたわけではありません。それなのに見ず知らずの人間を家(付近)まで送ってくれた。これは"無償の優しさ"ではないでしょうか。
【無償の愛】ってよく聞くけど「親から子へ」の愛情ののイメージ。
今日の出来事は「見返りを求めず他人に優しくした。(された)」
自分がもし逆の立場ならどうだったかな?と思うとなかなかできることではありません。障がい者に声をかけること自体、勇気がいることだと思うんです。それがスッとできる人は世の中にどれだけいるだろうか。
障がい者ってだけで「優しくされる」ことが多い立場、みたいな感じなのですが、今日の出来事を通して「自分も無意識に人に優しくできる人間になりたいな。」なんて思いました。
もしこの記事が今日送ってくださった方に届いたらもう一度心からの感謝を伝えたいと思っています。おかげでずぶ濡れにならず暗くなる前に帰宅できました、本当にありがとうございました。
そして天気予報はちゃんと見てから行くこと・無理に長距離を歩かないことも意識していきたいなと思いました(;^_^A
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